林野火災防止用標識を掲示

大川広域消防本部はこのほど、管内の公園やキャンプ場を中心に林野火災防止用標識を掲示しました。この標識は一般社団法人日本防火・危機管理促進協会の「林野火災防止用標識配布事業」により作成されたもので、公園、キャンプ場の利用者や山林への入山者の視野に訴えて防火意識を高めるものです。

林野火災の特徴

林野火災は、市街地での火災とは異なり、いったん発生すると、消防水利の不足や道路状況が良くないなどの地理的、地形的条件から消火活動が非常に困難で、焼損面積が広範囲に及ぶ危険性が高くなります。

林野火災の原因

林野火災の出火原因の多くは「たき火」や「火入れ」です。その他たばこの不始末など、火気の取扱いの不注意がほとんどです。

林野火災を防ぐには

• 火災が起こりやすい枯草等のある場所ではたき火等をしないこと。
• たき火等を行う際は、その場を離れず、終了後は完全に消火すること。
• 強風及び乾燥時には、たき火や火入れを行わないこと。
• 火入れを行う際は、市役所で許可を受け、たき火等で火災とまぎらわしい煙及び火炎を発する場合は消防署へ届出を行うこと。
• たばこは、指定された場所で喫煙し、吸い殻は必ず消すとともに、投げ捨てをしないこと。
• 火遊びをしないこと。